教育内容

生物資源環境科学府における教育

地球社会統合科学府における教育

「園芸科学各論Ⅱ」

人類にとって資源となるさまざまな植物のなかで,特に園芸作物についてその野生種やそれらの近縁の植物群を対象に,それぞれの形態的および生態的特徴や,分布,さらに,品種成立の経緯や育種の現況について紹介する. 

「環境微生物学」

地球上の生態系は平衡状態にあり、生物と環境との間では恒常性が保たれ、物質循環が円滑に行われてきた。そこでは、天文学的な種類と数の微生物が存在して重要な働きをしている。地球環境を維持・保全する微生物の存在は,地球社会のシステムの構築には必要不可欠であり,環境,エネルギー,食糧など,地球規模の問題の解決に重要な役割を果たすことが期待される.そこで,最初に環境微生物の研究の流れと分類を概観し,対象となる微生物について,分類・形態・群集構造に関する特徴を包括的に解説し,さらに微生物の相互作用,生存環境(水圏・土壌圏・極限環境)と微生物,動植物・人間社会と関連する微生物についてその役割や機能,微生物の利用による環境保全や環境浄化に関連する研究について紹介する.

「熱帯農学特論」

熱帯・亜熱帯地域の農業分野に対する日本の国際協力の現状と課題等について理解する.

「地域社会環境学 B (森林資源管理学)」

農学部・共創学部における教育

「熱帯作物・環境学概論Ⅰ・Ⅱ」(農学部)

熱帯の環境(森林,河川,生物多様性)および熱帯の作物(米,イモ,園芸作物等)について紹介する.さらに,これらの環境や遺伝資源の利用と保全についても紹介する.