森林減少・劣化の要因は違法伐採,森林火災,農地転換など様々ですが,林産物である木材を持続的に調達していくためには,そうした要因をリスクと捉え,回避していく必要があります.しかしながら木材の場合,加工度が高くなるについてサプライチェーンは長くなり,その管理の難易度も上がり,川下事業者にとっては大きな課題となっています.
本セミナーでは,サプライチェーン全体で森林減少・劣化のリスクや課題を共有し,サプライチェーンにおける各事業者が,持続可能な森林経営を阻害する環境・社会リスクを適切に回避した製品をエンドユーザーに届けるために,どのようなリスク回避法(デューディリジェンス(DD))が必要なのか,先進的なサプライチェーン管理に取り組む事業者の事例紹介を通して検討しました.
【主催】早稲田大学環境総合研究センターW-BRIDGEプロジェクト、九州大学熱帯農学研究センター、国際環境NGO FoE Japan【協力】 地球・人間環境フォーラム、フェアウッド・パートナーズ